日産自動車九州インタビューその5|参加者へのメッセージは?

第12回 第一線監督者の集い:福岡(旧第一線監督者の集い:九州) 企画委員の日産自動車九州 iFA推進室 現場管理推進グループ シニアスタッフ 野田安則様にお話を伺いました。日本能率協会の成富一仁がインタビューします。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

参加者へのメッセージは?

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成富
参加される方へのメッセージをお願いします。
目的を持ってきてほしいということもその中に含まれると思いますが。

野田
発表をされる方は、資料を作成する過程において色々と試行錯誤であったり、自らの仕事を振り返ったりする中から、新たな気づきもあったと思います。

自信を持って発表して貰いたいと思いますし、質問やアンケート通じての気づきもあると思います。今後の業務に役立てて頂きたいと思います。

傍聴参加される方は、何か目的を持って参加していただきたいと思います。
同じ立場の方々の発表を聞き、共感、共有したり、悩みの払拭であったり、変革であったり、得るものが沢山あると思います。

この大会は、考えさせられ、大きく自分を変えるキーワードが豊富な大会です。
やっちゃえ、自己変革!

成富
目的意識を持って参加することは大事ですよね。

野田
発表するだけでなく、他人の発表を聞いて何を学ぶかが大事です。
1つでもいいので、気づきを持ち帰ってくれればいいと考えています。

成富
これだけは言っておきたいということはありませんか。

野田
特にありませんが、今は日本のものづくりが停滞している時代でしょう。
私が入社したころは、作れば売れた時代でした。

高度成長の真っただ中で、欧米に比べて賃金は安かったです。
高い技術力や創意工夫、改善、チームワークは日本が得意とするところで、その結果として世界を凌駕してきました。

でも、新興国に進出し、技能や技術を伝えたことで、後ろから追いかけられることになっています。
今は下りのエスカレーターに乗っているような感じがします。

ここで歩みを止めたら、どんどん落ちていってしまうので、とにかく上を向いて1つでも進化させ、競争力を高めるしかありません。

読者のみなさんにはそういうことを意識して仕事をしてほしいと思います。
賃金が高いというのは、もはやどうしようもないことですから、それを補うためにどうするかというと、一例ですが、製造現場がエンジニア力をつけることではないでしょうか。

保全スキル、技術改善、LCC設備これらを製造が取り込み実践していく、そういった新たな勝利の方程式を確立する事が必要ではないでしょうか?
そうしなければ、この先競争を勝ち抜けないと考えています。

成富
ありがとうございます。

野田
私が今所属するグループは各製造現場から人を集めています。
現場管理は3人なのですが、残り32人はものづくりを担ってもらっています。

工場の中ではゴルフのカートが無人で台車を引っ張り、走っています。

製造や保全の出身者がゴルフカートを改造し、道路に線を引いて無人で走らせているのです。そういうことをどんどん製造部の中でやれるようになる必要があると思います。
あと、うちの近くに西日本工業大学があるので、産学連携で自動カメラ装置など色々と考案しています。

成富
エンジニアリングの能力を生産要員が身に着けることは、他の国でもできていません。
強みになると思いますよ。
本日は貴重なお時間を頂きありがとうございました。


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