第9回プログラム（2022）

どん底からの出発「社内請負からの
内製化職場を立て直せ!」
～ 皆で必死に作った
輝く職場の誕生ストーリー ～

青森オリンパス
製造部 製造ET3グループ 処置具34チーム
チームリーダー
竹田 仁哉

製造一筋25年、愛着ある前職を離れた私。その後回り道の末に再起をかけた転職先は、職場の改善度を測る社内診断ランクで最下位に低迷している、どん底の生産現場だった。これは不運か?いや、これほど腕が鳴る場面はないじゃないか!メンバーの熱い想いと根性を引き出し、輝く職場へと変貌を遂げた取組みを紹介します。

信頼をつかむ　めんどう見!
～ 学びを伝え共に ～

トヨタ自動車東日本
岩手工場 組立部 第1組立課 第11組立係
組長
菊地 幸夫

監督者として職場運営に行き詰る中、新入社員受入研修のアドバイザーとして研修に携わる機会を頂いたことで、改めてコミュニケーションの大切さを考えるきっかけとなりました。この研修を通じて得た学びを職場メンバーと共有し共に活動している事例についてご紹介させて頂きます。

作業者に優しい、
理想の生産ラインを目指して
～ 現場の声から誕生した改善 ～

NECプラットフォームズ
白石生産本部 製造部
担当
髙橋 　舜

生産現場では「作業がやりづらい」「この動作が大変」といった声が飛び交っていた。
作業者がより「やりやすく、楽に」作業ができる生産ラインを目指し、何度も試行錯誤を繰り返し改善する日々。
第一線監督者として、現場の声に耳を傾け理想の生産ラインを追求した活動について紹介します。

変化に強いモノづくり
～ 組織の壁を越え
仲間と共に築き上げた生産体制 ～

デンソー福島
製造部 生産1課 部品係
係長
須藤 　徹

デンソー福島操業以来、人材育成を中心とした取り組みで増産につぐ増産を乗り切ってきた。しかし、コロナや半導体問題で減産に転じる状況となり、会社の利益にも大きな損害をあたえる事態となった。
この危機を乗り越えるため苦楽を共にした仲間と共に変化に強い生産体制を築いた事例です。

現場管理で築く信頼
～ 自ら仕掛けるコミュニケーション! ～

日産自動車いわき工場
管理課 品質保証Gr
工長
国分 康正

工長になり、日々奮闘しながら現場管理を進めていた。
3年間ほど職場を離れ、いろいろな経験をして元の職場に復帰!
いろいろな経験を積んでからの現場管理を通じ、コミュニケーションを通して職場の人模様の変化してゆく取り組みの紹介。

変化に強いものづくり工場への挑戦
～ DM実践での職場改革と人財育成 ～

リコーインダストリー
プリンタ生産事業部 第一ものづくりセンター
第一生産室 生産二グループ
係長
遠藤 　忠

21年度、コロナ渦・部品逼迫・福島沖大地震など大きな苦労や葛藤の中、職場のモチベーションも下がり始め。
そんな中でも、働きやすさの向上・デジタル化への挑戦など、チームで前向きに取り組み、現場力を高めながら成長した事例です。

素人が歩んだ
世界初樹脂製品立ち上げへの道
～信頼は絆
みんなでやれば何でもできる～

トヨタ紡織東北
宮城製造部 宮城第2生産課 ユニット係
工長
坂本 真洋

新製品立ち上げリーダーに任命され、その製品に対して全くの素人が、仲間達や関係部署と一体になって取り組んで信頼を勝ち取り・品質も勝ち取り、自分も成長した内容です。

【参加者相互の交流会】お配りした“共感カード”をご準備ください。

～ 個人の気づきを参加者全員で共有することにより
学びを深めていただくことを目的とします ～

本日の発表で取り上げられた各社各様の取り組みの中にご自身にとっての『学び』を感じ取られたのではないでしょうか。
その中には、勇気、自信、感動の発見もあったかと思います。
お配りする“共感カード”に、心に残った内容もしくは、フレーズをご記入ください。
その後、チームに分かれて“共感カード”をきっかけに交流いただきます。
参加者相互の情報交流が、ご自身と自職場における新たな改善活動の契機としていただきます。