日立金属その3|改革推進部がもたらした変化とは?

植田
安来工場に2014年より、改革推進部(現:安全・改革推進部)という部署が新設されていました。
現場の改善を横串で進める部署で、たとえば、1S、2S、整理整頓から始めるような基本的なことを指導して現場力を高めるといった役割です。

私が取り組んできたことも、実はこの改革推進部に助けられたことが大きく、たぶんこのような部署がなかったら、職場をうまく変化させるきっかけもつくれなかったと思います。

斎藤
それはどういうことですか。

植田
改革推進部の活動は、最初は本当に初歩的な、単なる片付けといったものでした。私自身も片付けが何のためになると半信半疑でしたが、実際にやってみると、メンバーの雰囲気がよくなっていったのです。

皆が主役で、皆ができることからやる、小さな力が集まってくるのをすごく感じました。

そんな中で、研修や工場見学に行って新しい刺激を持ち帰ると、自分たちでもやってみようという声がメンバーから自然と起こってくるようになりました。

それまでは皆、何を言っても認めてもらえない、何をやっても否定されると思って、いろいろなことを我慢していたと思うのです。

しかし改革推進部が現場に入ってきてくれたことで、皆が好きに発言し、認められたり褒められたりする風土が生まれました。

斎藤
褒められる風土ですか。

植田
はい。たとえば、今までは安全は守るのが当たり前で、安全を守りましたと言っても、褒められることはまずありませんでした。

ですが今は、間違ったことに対して少しでも自分たちが取り組んだり改善したりすると、よくやったねと褒められます。

安全活動にしても、「ここを変えたことで、こういうリスクがなくなった」と褒められます。おかげで現場でも、自分たちで安全に貢献することをしようとか、ここは危ないじゃないかと自発的に気付けるようになりました。

そうしたら、改善活動で褒められたり表彰されたりということもあって、現場が安全活動に積極的になり、さらに外部からも褒められるようになりました。

こういう雰囲気をつくってくれたのは、やはり改革推進部ですね。

私は見守るだけで「やれ」と言ったことは一度もなかったのですが、皆自分たちで安全対策をやってくれました。

私も、できるだけ「ああ、よくやった。助かったよ」と褒めることは心がけました。

(その4につづく)

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