ソニーセミコンダクタインタビュー4|発表することで得られる経験とは何か?

自分の立ち位置が分かる事で次の方向性が見つかる事が一番ではないでしょうか。

第一線監督者の集い:九州の企画委員長 ソニーセミコンダクタ松本 博史さん(熊本総務部 統括部長)に日本能率協会 成富一仁がお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

発表することで得られる経験とは何か?

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成富
--第一線監督者の集いの発表資料にはアドバイスなどはしていますか?

松本
僕の場合は作成する前に十分話をします。
あと過去の資料を見せてレベル感を伝えています。

ただ発表者本人には第一線監督者の集いでの発表経験がないので、どのような資料が必要か何回説明しても完全には飲みこむことは難しいです。
実際、はじめて第一線監督者の集いで発表して、こういうことだったのかと気づいてくれる。
ですが、いい経験を積んでもらうという意味で僕はそれでいいと思っています。

僕はもっと発表頻度が年に1回ではなくてもっと多くても良いと思っています。
外部に行って、まったく異業種の中に放り込まれる経験が彼らは無いのでそういった経験値を積むことは、発表者の成長に繋がります。

よく、発表経験者と話をすると「また第一線監督者の集いに行きたいです」と言ってくれます。
それぐらい、発表者の成長につながるものなのだなと、そこで改めて実感します。
僕も発表者と3ヶ月ぐらい打合せをしていくうちにファミリーみたいになっていくので毎年、毎年そういう人が増えていくのが僕にとって有り難いと思います。

成富
--それは事務局としても嬉しいです。
発表者の方の終わったあとの反応というのは、なかなかお聞きできません。

松本
すごくいい発表大会であることは間違いないと思います。

成富
--他の発表を聞いて、すごいなと思った事例はありますでしょうか?

松本
個別の事例ではありませんが、総じて言えるのは、どこも元気だと思います。
ベテランの第一線監督者の方もいらっしゃるのですが、あの方達も元気だと思います。
元気な監督者からの刺激を、僕以上に第一線監督者の集いに参加したメンバーは持っていると思いますね。

成富
--次回の第一線監督者の集いに発表を検討されている方へメッセージをお願いします。

松本
第一線監督者の集いで発表することで受けてほしいのは、刺激や学びや感動ですが、さらに自分のレベル感というのを確認してほしいなという気がします。
自分はもっと頑張らなきゃいけないなとか、結構いけているぞというところも含めて外部と比較した立ち位置ってなかなかわからないと思います。発表を通して、外部との関係がわかって発表者自身が次何をやるべきかを会社へ持ち帰ってほしい大会だと思います。

自分の立ち位置が分かる事で次の方向性が見つかる事が一番ではないでしょうか。

成富
--日本能率協会もそうあると嬉しく思います。

松本
お互いが嬉しいWINWINの関係であり続けるために事務局は頑張らなきゃいけないですね。

そうするとこの第一線監督者の集い自体が長続きしてきますし、日本経済が活性化するための起爆剤に、もしかしたらなるかもしれない。
日本経済の活性化の一翼を担っているというのは間違いないと僕は思っています。

成富
--本日はどうもありがとうございました。

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