長野オリンパスその10|目標とする人材育成とは?

斎藤
新しくグループリーダーとなって、今後やりたいことや目標などがあると思うのですが、いかがですか。

下村
今の職場は、半分以上が契約社員の方たちです。

正社員の人たちの場合は、入社してからいろいろな研修や教育があって、途中でIE研修やトヨタのTPS研修なども受けられる環境は整っています。

しかし非正規社員の人たちは途中で入ってきたときに簡単な教育のみで終わっていて、その先の教育というものがあまりありません。

ものづくりの工場として、技能の軸というのは活性化されてきているのですが、改善の着眼軸のようなものはないと感じています。

ですから改善を常に仕掛けて、そこに定期的に非正規社員の方や若手をつぎ込み、問題に気付ける人材をつくっていこうと思って動いています。

また、いろいろな設備が入ったり、取り組みの進化は起こっているのですが、基本の3Sなどが徐々に疎かになってきていて、危機感を感じています。

3Sもできない職場に更にその上はないと思っていますので、敢えて新しいチャレンジとして3Sを徹底的にやる仕掛けを作り、週1で私のほうでパトロールをし始めています。

ポイントとして、若手メンバーを付けるように指示を出しています。

若手と私の3Sの師弟関係を作るのが目的です。若いうちから3Sを徹底的に叩き込もうという考えで、今動いています。

小宮
基本動作でも着眼や見方がありますからね。

下村
そうですね。3Sもただきれいにするだけではありません。

そういったところも教えながら、今徹底的にやり始めています。

(その11へつづく)

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