トヨタ紡織その10|第一線監督者の集いの発表者に選ばれた経緯とは?

斎藤
第一線監督者の集いで発表することになった経緯を教えてください。

近藤
部長から突然、発表の打診がありました。

村田
先ほどのTPMなどでうまく発表していましたし、初の女性班長でしたので、いろいろな気付きや得たものもあるだろうということで、彼女を抜擢しました。

斎藤
御社はここ数年、女性の発表者が多いような気がするのですが、やはりそれは敢えてそのようにしていらっしゃるのでしょうか。

村田
現場で女性の長がそこそこ増えてきてはいますがまだ少ないので、見本というわけではありませんが、先駆けになってほしいという意味で、なるべくそういう目立つところに立つ機会を与えて、他の女性たちにも少しそういう意識を築いてもらえれば良いと思っています。

斎藤
発表者に選ばれたときは、どう感じましたか。

近藤
前回の名古屋大会を聴講したのですが、やはり何年か経験されている方が発表していたので、班長になったばかりの私に何ができるのかと思いました。

斎藤
準備はどのぐらいかけて、どのように進めていったのですか。

村田
しっかりキックオフしたのは4月ぐらいでしょうか。

斎藤
結構長期戦でしたね。

桝谷
そうですね。水流さんがパワーポイントを作成してくれて、皆で力を合わせてああでもない、こうでもないと進めました。

斎藤
どういうご苦労がありましたか。

水流
最初はご自身も上司の方も、今まで培ってきたことやご苦労など、いろいろな思いがあるのですが、ではいざどうやってまとめようかといったときに「どうしようか…」となっていました。

こういった機会をいただいて資料をまとめるというのも初めての機会でしたから、ではどういうことから始めようかとか、今まで考えてきたことや深い思いなどをじっくりヒアリングさせていただきながら、少しずつ構成していきました。

初めはどういうストーリーにするか、はっきりしませんでしたが、ある程度まとまってきた段階で皆の意見が活発に飛び交うようになり、どんどん波に乗ってひとつの柱が出来ていきました。

斎藤
基本的には近藤さんと水流さんのお二人でストーリーを考え、ときどき上司がご意見をくださったというようなスタイルでつくられていったのでしょうか。

水流
実作業においては二人でつくりながらも、2週間に1回や1カ月に1回などは上司を交えて、部長からも意見をもらいながら進めました。

(その11へつづく)

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